「なんぼなんでも」「いくらなんでも」について考えてみた。
ネットで調べると
関西地方では「なんぼ」と言うことから、「いくらなんでも」から「なんぼ」に変わった、と説明しているサイトがあった。
しかし、これは本当だろうか?
三省堂スーパー大辞林によると
「なんぼなんでも」
どう考えても。いくらなんでも。
「いくらなんでも」
どう考えても。どんな事情があるにしても。
と掲載されている。
また、
「なんでも」を調べてみると
①伝聞による情報に確信がもてない気持ちを表す。(例:なんでも今日来るそうだよ)
②すべての物事に優先させるさま。事情のいかんにかかわらず。どうしても。なんとかして(例:何が何でも行くしかない)
③これと限定するのではなく、すべてにおよぶさま。どれでも、どんなことでも。(例:なんでもそろっている)
とある。
「いくらなんでも」の「なんでも」は、意味としては②が該当する。
しかし、もともと関東で「何が何でも」という言葉があったのなら、「いくらなんでも」という言葉を使わなくてもよいと思う。
「なんぼなんでも」は、「なん」「なん」の繰り返しが韻を踏んでいる。
とすると、「いくらなんでも」から「なんぼなんでも」に変わったのではないような気がする。
最初、関西で「なんぼなんでも」が生まれ、それが関東に伝わり「いくらなんでも」に変わったのではないだろうか。
知らんけど。
先日、朝から雨が降っていた。
テレビでは、お天気キャスターがどこかのビルの前から、傘を差しながら中継していた。
そしてこう言った。「今日の降水確率は、6時からお昼の12時までが80%。その後は60%です」と。
しかし、いま雨が降っているのだから降水確率は100%ではないのだろうか。
不思議だ。
最近、クマに人間が襲われる事例が相次いでいることを受け、環境省は「指定管理鳥獣」にクマを追加する検討を始めた。
現在「指定管理鳥獣」にはニホンジカとイノシシが指定されており、2013年度からそれらの頭数を半減させる取り組みが続いている。
このような「指定管理鳥獣」の頭数を減らす取り組みに、私は賛成である。
なぜなら、これら野生動物は農作物へ被害を与え、鉄道の線路への立ち入りにより遅延を引き起こす。
また住宅地などに現れ、人間を襲うこともあるという。
それらの被害を迅速に対応するためには、頭数を減らすという直接的な取り組みが効果的であると考える。
一方、野生動物が山から下りてくる原因を解決することも必要である。
現在、整備が行われていない山林が増えている。国としては山林整備に人とお金をかける取り組みを実施してもらいたい。
そうすれば、山林の環境が整備され、動物たちが山で暮らせるようになるのではないだろうか。
札幌市が冬季オリンピックが2030年招致を断念した。
私は招致断念に賛成だ。
なぜなら、オリンピックを開催するのに多大な費用がかかり、その多くが税金から支出されるためだ。
先の東京オリンピックでも露呈したように、それらの税金で潤うのは、建設業界、広告代理店、旅行業者といった一部の業界のみである。
現在の日本は、少子高齢化や円安による物価高、税金の負担増など、早急に対応しなければならない課題が山積している。
そのため、オリンピックに回すカネなどないはずである。
また、かつての東京オリンピック、札幌オリンピック、長野オリンピックの頃とは違い、オリンピックに対する国民の関心が薄れていることも理由の一つである。
オリンピックを開催すれば国民が喜ぶといった、幻想から早く脱却すべきだ。
このように、お金がかかり、国民の関心も薄いオリンピックの招致は断念して正解だと思う。
保護者の休みにあわせて平日に学校を休んでも、欠席扱いしない生後の導入が各地で進んでいると、今朝の新聞で読んだ。
働き改革の推進により親は休みを取りやすくなった。しかし子供は、家族で旅行のために学校を休むのは難しかったので、いい施策だと思う。
これまでは子供は学校最優先の風潮があったが、もっと自由に休めるようになればいいと思う。